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仏教が生まれ、多くの巡礼者が祈りを捧げに訪れるインド。中でも仏陀のゆかりの地を巡る「ブッダロード」の旅行は人気です。最大の聖地であるブッダガヤを始め、初めて説法をしたサールナートなど数々のスポットがあります。遠い昔、この地を歩いた仏陀に思いを馳せて歩んでみましょう。










仏教の開祖・釈迦の生まれたとされる地。約2500年ほど前、カピラヴァストゥを都として栄えた釈迦一族のマーヤー夫人は、ある夜に白い一匹の象が右脇から胎内へ入る夢を見て、そしてその後懐妊します。 お産のため実家へ戻る一行は、途中マーヤー夫人がルンビニで産気づいたため、アショーカの花が咲く木につかまり、シッダールタ王子を出産しました。
それが、のちのお釈迦様です。
マーヤー・デーヴィー寺院を中心に、アショーカ王が巡礼したときに建立された石柱、釈迦が産湯をつかったという池などが残ります。巡礼者で賑わっていますが、特に12月から1月にかけて多いです。

ブッタガヤは仏教の最高の聖地とされています(ヒンドゥー教の聖地でもある)。釈迦が修行の末、大きな菩提樹の木の下で瞑想を続け、悟りを開いて仏陀となった地としてあまりにも有名。
マハーボディ寺院には仏陀の足跡や仏陀像などがあり、いつでも多くの人でにぎわっています。各国の仏教徒が思い思いに熱心に祈りを捧げる姿に心を重ねてみるといいでしょう。


サールナート(鹿野園)は、仏陀が初めて説法をした(初転法輪)場所として知られます。鹿が多く、仏陀の初めての説法を聞いた者の中に森の鹿もいたとか。仏陀の教えが世界に広がったスタート地点、感慨深いものがあります。
多くの遺跡が点在する田舎町ですが、自然と心が癒される不思議なエネルギーが眠っています。古くからあると思われる木々など、素朴な風景を楽しんでください。


ブッダガヤで悟りをひらき、サールナートで初めての説法を行い、その後45年間に渡り教えを説いたブッダ入滅の地として知られています。
ヴァイシャーリーで自らの入滅を予言した後、クシナガラの沙羅双樹の下でついに涅槃に入りました。その時、沙羅双樹は白い花を満開にさせて降らせたと言われています。


仏陀がまだ「シッダールタ」の名だった時代、出家してから修行を積んだ地がラジギールです。仏陀となって悟りを開いた後も、この地で説法をしたとされています。
ガンジス川中流域随一の強国マガダの首都ラージャグリハがあったところです。都の跡は周囲を5つの山に囲まれた盆地になっており、小高い岩山に囲まれた天然の要塞となっています。
早朝には、グリッドラクータ山(霊鷲山)に訪れるといいでしょう。山頂で日の出の瞬間を見ると、心が洗われるような気分になります。

祇園精舎― それは、コーサラ国のスダッタ長者が、仏陀へ帰依するために寄進した土地です。なんとスダッタは、精舎を建てるために地面一面に黄金を敷き詰めたのだとか…
ここで、釈尊は24回の雨安居を過ごされ、多くの経を説かれました。
サヘトが、その祇園精舎址で、釈尊が説法されたと伝えられる台座や後代の多くの僧院址があります。その北東約500mの城壁に囲まれた一帯が舎衛城(シュラバスティ)の址で、マヘトと呼ばれています。

ヴァイシーャリーはパトナーからガンジス河を渡り、北へ56kmほどの所にある仏跡の一つです。ブッダ在世当時の北インドにはマガダ、コーサラをはじめ16の大国があったといわれています。ヴァイシーャリーはそのうちの一つであるリッチャヴィ族の首都として繁栄した都市です。
釈尊はしばしばこの地を訪れ、逗留されました。娼婦アムラパーリのマンゴー園寄進や、猿の群が釈尊の鉢に蜜を取り供養したことなどで有名です。旧都城址、マウリヤ時代以前に起源をもつストゥーパ、アショカ王石柱と、その側に猿の掘った池などが見られます。
釈尊が天界から降臨したと言われる地。マーヤー夫人は、出産を終えたあと7日後に世を去り、シッダールタは実母を知らずに育ちます。仏陀として悟りをひらいた後、マーヤー夫人に説法をするために天界へわざわざ昇ったというお話があります。
天界に上り、母に説法をした後、地上に再び降り立った場所がサンカーシャだと伝えられています。
見所として大ストゥーパやアショーカ王の石柱があります。
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